MySQLのインストールが完了したら、WIndowsであればコマンドプロンプト、MacBookならばターミナルを起動しましょう。
次に記すソースコードを手順通りにコマンド(入力)して実行(Enter キー)しましょう。
目次
ログインできない?MySQLの起動や停止、接続する手順と方法!
MySQLサーバーを起動するためのソースコードとコマンド手順
「$ mysql.server start」と入力してみましょう。
Starting MySQL
SUCCESS!
と表示されます。起動しました。
パスワードを入力する
今度は「mysql -uroot -p」と入力します。
「Enter Password」とパスワードの入力を要求されるのでパスワードを入力しましょう。
MacBookのターミナルの場合、アスタリスク(*)が表示されないので、パスワードを入力しても、文字が追加されていないように見えるので、入力していないような感覚になります(ちゃんと入力されています!)。
入力を間違えると以下のように表示されて押し戻されてしまいますが、入力されているので焦らずに入力しましょう。
Sorry, try again.
なお、最初はパスワードが設定されていないこともあります。
sudo: 3 incorrect password attempts
このようなソースコードが表示されたらパスワードが登録されていないので、空欄のままEnter キーを押して、パスワードを入力しないで進んでみましょう。
MySQLを実行する
パスワードの入力が成功すると以下のように表示されます。
Welcome to the MySQL monitor.
この記述の後に、「mysql 〜」と書いて、表(テーブル)を作成したり計算したり、コマンドを実行して行きます。
後からパスワードを設定することもできます。
MySQLを退出する(ログアウト)
MySQLを退出する場合は以下のコマンドを実行しましょう。3つありますが、どれか1つ入力して実行しましょう。
mysql> exit
mysql> quit
mysql> \q
MySQLサーバーの停止
MySQLを使った後はMySQLのサーバーを停止することをおすすめします。例えば、MySQLのサーバーが起動中のままPythonを実行しようとすると、エラーが起きて起動しなかったりする場合もあります。
このように複数のサーバーを使用して処理を実行する場合に、競合してしまう恐れがあります。
$ mysql.server stop
もう一度MySQLを起動する場合には「$ mysql.server start」と入力してみましょう。
MySQLのコメントの書き方
MySQLの処理で無効化したい場合は#で記述します。
また、あとで何を書いたのかわかるようにメモとして記しておくこともできます。
ちなみにPythonとMySQLはコメントの書き方が同じ#です。
mysql -u root -p #MySQLにパスワードを入力してログインするコマンド(メモ)
exit #プロセスを終了するコマンド(メモ)
MySQLにログインできない!困ったとき
パスワードがわからない場合
わからなければ、いったん「exit」を入力し、「mysql.server start –skip-grant-tables」で再びログインします。
ERROR 1045 (28000): Access denied for user ‘root’@’localhost’ (using password: NO)
となったらパスワードがないと入れないようです。
エラーが起きて先へ進めない場合
「mysql -u root -p」と入力したのにも関わらず、次のようなエラーメッセージが表示されてしまった場合は、以下のページで解決してください。
ERROR 2002 (HY000): Can’t connect to local MySQL server through socket ‘/tmp/mysql.sock’ (2)

以下はPythonのエラーを解説していますが、MySQLのエラーの内容と重複したメッセージが表示されることもあります。

上記のエラーは、ソケットファイルがない、もしくはサーバーを起動していないことが原因です。